最近、LuxuryCardが気になるんだけど、実際どうなの?と聞かれることが多いです。
ANAマイル改悪などにより、改めてカードを見直そうという方も居るのではないでしょうか。
その中でLuxuryCardが気になっている方も居るようです。
ブログやYoutubeでも取り上げられますが、詳しい特典に言及しているケースが少ないように思えます。
そこで、LuxuryCardを改めて取り上げてみたいと思います。
LuxuryCardには一番上のGold、真ん中のBlack、一番下のTitaniumがあり、
年会費はGoldが20万円、Blackが10万円、Titaniumが5万円。
私が持っているのはTitaniumですので、こちらを中心にお話します。
LuxuryCardといえば金属製のカードということは有名ですね。
CMや動画で取り上げられるのでご存知の方も多いと思います。
実際に持ってみた結果、重さも普通のカードに比べてかなり重いですし、氏名やロゴも綺麗に刻印されています。
カードデザイン自体には賛否はありますが、個人的には良いと思います。
LuxuryCardの決済ブランドはマスターカードで、これも大きなメリットです。
マスターカードは決済ブランドとしてVISAと並んで強く、海外での決済もかなり強いカードです。
私自身もパタヤではアメックスやJCB(多分ダイナースも?)が使えないケースが多かったですが、VISAとマスターカードはカードが使える店なら使えました。
デメリットとしては・・・、金属カードである事。
ATMでキャッシングを利用する際、機械に喰われる可能性がある事でしょうか。
機械に使うリスクは発行元も警告しているので、なるべく使わない方が良いかもしれません。
さて、このカードと同じ年会費のJCBザクラスと三井住友VISAプラチナカードを挙げたいと思います。
双方ともJCBと三井住友カードという名門カードの象徴的なプレミアムカードです。
カード自体のブランド力としては、日本国内発行カードとしてはトップクラスになるでしょう。
・カード発行会社
J:◎ 三:◎ L:△
2つのカードに関しては前述の通り日本トップクラスのカード会社。
ラグはBLACK CARD LLCと、この比較は厳しいですね。
カード会社の体力は、サービス継続力などに影響しますからね。
・入会難易度
J:△ 三:〇 L:◎
JCBザクラスは裏道があるにはありますが、基本的にはインビテーションが必要で、それなりの額を決済しないといけません。
三井住友VISAは直接申請が可能ですが、それなりの審査が必要です。
現状ではラグが一番簡単かな・・・。
・決済力
J:△ 三:◎ L:◎
VISAの三井住友、マスターカードのラグが強いです。
JCBも国内や海外の主要観光地での決済はそれなりに強いですが、場所を問わずとなるとVISA、マスターに軍配が上がります。
・旅行保険
J:◎ 三:○ L:△
旅行保険はあらゆるカードの中でもJCBの強さは抜きに出ています。
三井住友カードも年会費なりの保険で悪くは無いです。
ラグは死亡・後遺障害高いものの、それ以外が廉価プラチナレベルかなという程度。
・プライオリティパス
J:◎ 三:○ L:◎
いずれも無料でプレステージ会員と同等レベルのものが付帯しますが、三井住友はメンバーズセレクションからの択一です。
・国内アミューズメント、イベント特典
J:◎ 三:◎ L:△
JCBはTDLのオフィシャルスポンサーなので、特にザ・クラスはTDLが好きでよく行かれる方は持っておきたいカードですね。
三井住友VISAはUSJに強いカードのようです。
ラグは上記のような大手アミューズメント施設の特典はありませんが、ゲリラ的に富裕層向けイベントなどを開催しています。
富裕層向けイベントなだけに、かなり高額ですけどね・・・。
・国内旅行特典
J:◎ 三:△ L:◎
国内トラベル特典で言えば、JCBの強さは有名ですね。
三井住友はトラベル特典は全体的に弱いです。
ラグはVIP HOTEL&TRAVEL、The Ryokan Collection、ClASS ONEの入会特典が付帯しており、国内ホテルやパッケージツアー等に強みがあります。
・海外旅行特典
J:〇 三:△ L:◎
JCBは海外のメイン観光地なら結構な強みがあります。
JCBプラザによるサポート、店舗割引特典などがあります。
三井住友は特別な海外旅行特典は非常に少ないです。
ラグは国内旅行でも書いた、VIP HOTEL&TRAVEL、The Ryokan Collection、ClASS ONEの入会特典が付帯しています。
VIP HOTEL&TRAVELはアメックスプラチナのFHRに匹敵するホテル特典があると考えて差し支えないと思います。
こちらの方が若干リゾート系ホテルが多いかな?という感じがします。
またラグはBLACK、GOLDになるとハワイアン航空の上級会員が付帯しています。
ハワイ好きの方なら、JCBもそうですがラグのBLACKなどもお勧めです。
・ダイニング特典
J:◎ 三:〇 L:〇
JCBはダイニング30をはじめとして、素晴らしいダイニング特典を取り揃えています。
三井住友はプラチナグルメクーポン、ラグは招待日和が付帯しています。
主なベネフィットを比較してみましたが如何でしたでしょうか。
ラグの売りとしては海外旅行の特典で、これに関しては同じ年会費の2つのカードを大きく引き離しています。
VIP HOTEL&TRAVEL、マスターカード特典として空港までの宅配が往復各3個口まで無料という、この年会費ではかなり規格外かなと思います。
メタルカードが唯一の取り柄と言われる事もあるこのカードですが、海外旅行特典を上手く使えばコスパの良いカードになるかと思います。
マスターカードなので決済出来る場所も多いですし、コンシェルジュも非常に優れています。
ぜひ検討してみては如何でしょうか。