アメックスの特典、今回はポイントプログラムの改定が大きく２点ですね。

以前、アメックスのコンセプトが富裕層対象から大衆向けにシフトしているのでは？というお話をしたことがありましたが、今回もそれに沿った改定がされたようです。

マイル、特にANAマイルを貯める方向で考えていた人からするとショックかと思いますが・・・。

まずは、ANAマイル移行の改定です。

これまでは、年間上限８００００マイルでしたが、２０１９年１月から半分の４００００マイルが年間上限となってしまいました。

アメックスのポイント付与が１００円１ポイント、１ポイント１マイルに移行出来るので、年間８００万円上限から４００万円上限になってしまいました。

４００００マイルですと東南アジア分なら問題ありませんが、ヨーロッパ方面の特典航空券を入手しようとするとキツイですね。

アメックスの特にゴールドやプラチナカードホルダーなら、１年間で４万ポイント以上貯まる方は珍しくないと思うので、この改定は残念に思っている方も多いでしょう。

ただ、ANAマイルに関してはダイナースカードでも殆ど同時期に改悪情報が出ているため、ANA側の意向としての改悪なのだろうと思います。

私は元々マイルに移行する気は無いので、ダメージは無い派です。

そしてもう一つの改定、新しく始まったメンバーシップリワードプラスのボーナスポイントプログラムです。

個人的には、これすげぇ・・・と思いました。

メンバーシップリワードプラスに登録しているアメックスユーザの方が、更にボーナスポイントプログラムに登録する事によって受けられる特典です。

ざっくりお話すると、対象加盟店でポイント３倍（１００円決済で通常１ポイント＋ボーナス２ポイント）です。(笑)

還元率３％！！凄いです！！

肝心の加盟店ですが・・・

・アマゾン

・ヤフージャパン

・JAL（公式WEBサイト）

・HIS（公式WEBサイト）

・アメリカンエキスプレス・トラベルオンライン

です。

数は少ないですが、結構凄いと思いませんか？

それぞれに除外事項はありますけどね。

詳しくはこちらです。

個人的には、ヤフーとJAL以外は使う可能性があります・・・というか、ヤフーもJALも今後使う可能性ありますけどね・・・

あと、ボーナスポイント付与は、年間１０万ポイントが上限のようです。

JALがポイント３倍ですが、アメックスのポイントはJALマイルへの移行が出来ないんですよね～

出来たらJALカードなどを凌ぐ、１００円＝３マイルの超還元率になりますが・・・(笑)

ANAマイルは年間１２０～１３０万円決済くらいでタイ行きの特典航空券が入手できる計算になりますね・・・

もちろん全て加盟店での決済が前提ですが・・・。

９月開始の年度計算のようですが、来年の９月になったら一度登録をすると自動的に当プログラムは継続するようです。

ですので、期間限定ではなく長く続く特典と考えてよいと思いますが、この還元率がどこまで続けられるかは個人的に心配かな・・・

前半にお話したANAマイル移行の改悪は高決済のANAマイラーの方には痛いですが、後半のポイントプログラムの改善は大衆向けと言えると思います。

今後もアメックスは富裕層向けの特典から大衆向けの特典へと移行してくると思います。

大きな買い物をドンとするよりも、広くカードを使ってもらおうという意図が感じられますね。

JCBと共催しているショップローカルもコンセプト的にはその一環ではないでしょうか。

かつての富裕層のステータスであったアメックスを望む方からすると良くは思われないと思いますが、キャッシュレス決済の主導権争いの中、こういう方向性への取り組みは必要な事かとも思います。

私的には富裕層と言う部類には入らない人間なので、お得にアメックスが使える、海外では特典を使って今までに経験しなかったような体験が出来る、というのは非常に相性が良いと感じています。

まだまだ使いこなせてはいませんけどね。

ということで、アメックス特典の改定についてでした。