海外旅行でのクレジットカード

最近、旅行にはクレジットカードを持って行きましょう!という話をしていますが、具体的に何に使うのか、どうして必要なのか、という事をお話します。

一般的には買い物に使うとか言いますが、それなら現金でも良いじゃんとか、不正利用が怖いとか聞きますよね。

その辺も含めてお話したいと思います。

まず、クレジットカードを抜きにして、現金を利用した場合。

一般的に、日本国内で日本円を準備して、現地で現地通貨に換金する事が多いと思います。

日本で現地通貨に替える人も居ますが、ほとんどの通貨は現地で換金した方がレートが良いです。

タイバーツも日本国内で換金するより、タイ現地で換金した方が良いレートで換金できます。

間違えても日本国内でタイバーツに替えないようにして下さい。

 

そして、旅行が終わったら余ったタイバーツを日本円に替えると思いますが、このレートがまた悪い・・・。

結局往復でレートの関係や手数料で、かなりの損が出るんですよね。

タイに将来行く人は、日本円に戻さずにタイバーツのまま持っていた方が、良いのが一般的です。

 

と、ここまでは現金で旅行する場合です。

一方クレジットカードでの買い物の場合。

 

基本的にクレジットカードでショッピングをした場合、請求が上がった時のレートで日本円の請求額が計算されます。

クレジットカード会社?毎のレートで換算されますが、一般的に現金の換金レートと手数料を考えた金額より良いです。

これもメリットですが、多くのクレジットカード会社では、海外ショッピングはポイントが倍などの特典が付きます。

ホテルのデポジットも現金ではなくクレジットカード提示でも、ほとんどのホテルで可能です。

タイですと、現金で1000バーツとか2000バーツとかになりますからね。

 

そして、ショッピング後の不正利用が心配な方も多いと思います。

もし、カード情報が盗まれて不正利用された際にも、本人に落ち度が無ければ、経過日数が60日以内(カードによって異なる)であればカード会社で請求を取り消してくれます。

カードによっては、ショッピング利用の際のメール通知機能や、デスクの対応(電話のつながり方やフリーダイヤル、その他サービス)などが付いています。

この辺はカード会社毎にサービスが異なったり、上位カードに行くほどサービスが手厚かったりします。

これも、自分がプラチナカードを推奨する、一つの要因です。

 

また、場所によってはクレジットカードが使えないので、どうしても現金が必要な場合が必ず出てきます。

交通機関を利用するとき、屋台メシを食べるときなどは、現金が必須ですね。

また、前回のパタヤではアメックス、JCBがほぼ全滅でした。

VISAカードが使えたのでそれで決済しましたが・・・。

実は、現金調達もクレジットカードを利用するのが良いです。

 

この方法を最初に試みたのは、以前タイに羽田空港からの深夜便で飛んだ時。

空港で日本円を出金しようとしたらATMが全て9時でクローズしており、結局1万5千円だけ持ってタイ行きの飛行機に乗りました。

そして、クレジットカードで現地でタイバーツを調達・・・助かりました~

 

現地でクレジットカードを使って現地通貨を調達する方法ですが、ATMにクレジットカードを突っ込んでお金を借りるです。

ATMにカードを突っ込んで、暗証番号を入力、欲しい金額を指定、現金とクレジットカードを受け取って終わり。

注意としては、海外のATMはカードが食われることが稀にあるので、銀行店舗にあるATMを使った方が良いです。

街中ですとスキミング機械が仕込まれたりしている事も考えられるので、それも込みでですね。

海外出金は、あたりまえですがキャッシング枠範囲内となりますので、事前にキャッシング枠をチェックしておくのが良いと思います。

そしてキャッシング枠は、利息が結構掛かります。

出来れば、次回の返済を待たずに、デスクに電話をしたり専用機械で帰国後すぐに返済した方が良いです。

多分、結構違いが出てきます。

また、タイのATMでの出金手数料は1回ごとに掛かるので、使う額を一度に引き出した方が良いです。

 

この方法ですが、利息は掛かる、手数料掛かる、帰国後の返済手間などがありますが、利息手数料を含めても、現金持ち込みでの換金よりレートは良いです。

以前比較してみたのですが、タイのスーパーリッチで換金した時と互角レベル、カード会社によってはそれを上回る換金率になります。

ちなみに、アメックスのプロパーカードは、キャッシングサービスは行っていないので、現地での現金引き出しサービスは利用できません。

 

そして、以前から説明している、海外旅行保険ですね。

ゴールドや一部のプラチナはそれだけでは不足ですが、複数のクレジットカード付帯の海外旅行保険や市販の海外旅行保険の上乗せに利用出来ます。

カードによっては、飛行機の遅延補償やロストバゲージの補償なども付いています。

クレジットカード付帯の旅行保険は、自動付帯、利用付帯がありますが、自動付帯のものが一番良いです。

また、カードによってですが、キャッシュレス治療が付帯されており、専用デスクに連絡するとキャッシュレス治療を行える病院を紹介してくれ、場合によっては救急車の手配、医者との通訳まで行ってくれます。

このキャッシュレス治療が無いと、病院で決済した後、帰国後に保険金請求という流れになりますが、これは書類を提出したりかなり面倒です。

その点、キャッシュレス治療は便利というか、実際にはこのサービスが欲しいところです。

キャッシュレス治療は、カード会社によって付帯するところ、上位カードにのみ付帯するところなど様々です。

海外に行く前に、キャッシュレス治療の有無、もしもの時の連絡先は控えていくことをお勧めします。

 

バンコクにはJCBカード限定ですが、JCBプラザという旅行者のサポートラウンジがあり、日本語で色々な対応をしてくれます。

クレジットカードの盗難紛失はもちろん、観光案内やレストランの予約、割引クーポンの発行などを行ってくれます。

バンコクだけではなく、主要観光地には結構あるようです。

自分が以前行った時は3000バーツだったかな?以上のJCBカードで決済した領収書を持って行くと、結構良さげなハンドクリームを貰えました。

 

あとはカード毎の特典ですが、これはここでは割愛します。

 

海外では実感として日本以上にクレジットカードが威力を発揮する場面が多いので、ぜひ持って行くことをお勧めします。

その際には、ぜひなるべくゴールドやプラチナといった上位のカードが良いです。

もしもの時のお守り替わりにもなりますし。

 

 

 

 

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