30歳前後でのクレジットカード

前回は、新社会人辺りの方をモデルとしたクレジットカードの取得について書きました。
次はある程度社会人経験を積んで収入も上がってきた30歳前後をモデルとして取得クレジットカード例を挙げたいと思います。
もちろん、支払期限の遅延などが全く無く、毎月コンスタントに利用履歴がある事が前提です。

ここで紹介するカードはゴールドカード級のカードになりますが、このクラスのカードはカード毎の特徴が大きく出るカードが多いです。
ホテルグループの特典付帯カードや航空会社発行のカード、デパートの特典が付帯するカードなど、一般カードもありますがゴールドカードは特典内容が濃くなります。
その中で自分の生活や趣味に合ったカードを見極めると、より良くカードを選択することが出来ると思います。

この辺を踏まえて、紹介したいと思います。

 


■楽天プレミアムカード

まずはこのカードから。
年会費11,000円(税込)でプライオリティパス付帯で楽天経済圏でのポイントアップが主な特典。
楽天ヘビーユーザならこのカードを持っておいて損は無いでしょうし、海外旅行好きならこの年会費でPPのプレステージを持てるのはこのカードのみ。
海外旅行保険も自動付帯ですし、海外旅行好きなら推奨できるカードの一つですね。

このカードの取得については、楽天一般カードを使っている必要はありません。
他社カード決済によるものでも、しっかりしたクレヒスが積んであれば審査に通る可能性は高いと思います。

 

■エポスゴールドカード

このカードは一般カードの回でも少し出ましたが、早ければ一般カード取得後半年ほどでインビテーションが来ます。
目標とするカード取得経路とは別路線として、このカードを取得するのも良いと思います。

 

■SPGアメックスカード

アメックスが発行するマリオットホテル系のカード。
年会費34,100円(税込)。
年会費はゴールドカードとしては高額ですが、海外旅行好きな人からすると大きなメリットのあるカードです。
主な特典としては、マリオットグループのゴールドステータス付与、更新特典としてマリオット系ホテルの1泊無料宿泊(1泊50,000マリオットポイントのホテルまで)、ポイント高還元とマイル交換のレートが良い事などなど。
このカードを入口としてホテルステータスや航空会社ステータスの沼にハマる人も多いのです。

私個人的には、このカードと楽天プレミアムカードを持ってマリオットホテル泊の海外旅行に行くのが、お勧めする一つのパターンです。
取得に際しては、他のアメックスプロパーカードの利用実績を持っている必要はありません。
マリオットホテルの宿泊、海外旅行に興味がある方なら、取得してみるのも良いと思います。
一応、目安としては20歳以上の安定収入のある方らしいので、20代でも充分審査通過の可能性はあります。
ただ、マリオットホテルのカードなので、マリオットホテルに泊まれるくらいの収入があるくらいが適正なんだと思います。

 

■ベトナムエアラインズカード

このカードは一般カードで、この上にゴールドカードがありますが、紹介するのは一般カードの方です。
ゴールドカードでもありませんし、これも30歳前後まで待つ必要はありません。
年会費5,500円(税込)で、三井住友カード発行です。

このカードはベトナムエアラインズのTITANIUMステータス、スカイチームのELITEステータスが自動付帯します。
スカイチームの航空会社を利用する方は、ぜひ持っておきたいカードです。
ポイントはベトナム航空のマイルで還元されるので、あまり効率は良くないんですけどね・・・
持つ専用のカードです。

 

■JCBゴールドカード

このカード自体特化した機能はありませんが、全般的に優秀なカードだと思います。
年会費11,000円(税込)。
海外旅行保険はプラチナカードクラスで自動付帯です。
海外ではJCBカード所持者にはJCBプラザという施設が利用出来るのもメリットです。

将来的にJCBザ・クラスを目指す人は、20代からこのカードを起点にして決済を続けていくのがお勧めかなと。
申請条件としては25歳からプラチナカードを取得出来るので、自信のある方はプラチナカードの取得申請してみるのも良いかも知れません。
もしかしたら、プラチナカードがダメな時にゴールドカード取得可能ならそちらに、という申請も出来た・・・気がします。
個人的には、ゴールドカードを使い続けるとインビテーションが来るゴールドザプレミアも良いカードだと思います。

 

■ダイナースカード

将来的にダイナースプレミアムカードを目指される方は、このカードがスタートになります。
もちろん、このカードの取得にも一定以上のクレヒスが必要ですし、オフィシャルには27歳以上という制限もあります。
年会費は、24,200円(税込)。

PPは付帯していませんが、カード特典として海外ラウンジに年間10回まで無料で入場可能(可能ラウンジはPPと少し異なる)、そしてグルメ特典が強いです。
ただ、グルメに関しては銀座が多いですし、それ以外に関しても首都圏が中心になるかなぁ・・・

加盟店が少ない事による決済不安は、コンパニオンカードとしてプラチナマスターカードが付帯しますし、全般的に良いカードになったのではないかと思います。
ちなみに、コンパニオンカードは提携ダイナースには付帯しません。

 


他にもJCBカードやANAカードのゴールドカードがありますが、自身の生活や趣味に合わせたカードを使うのが良いと思います。
T&Eと言われるホテル系やグルメ系の特典に興味が無ければ、ゴールド以上のカードはメリットが少ないと思うので、ここでストップしておくのも手です。

ちなみに、アメックスプラチナは直接申し込みが可能になったので、積み重ねたクレヒスと本人の属性があれば30代前でも所持することは可能です。
アメックスゴールドカードなどアメックスブランドのカードで利用実績を積まなくても大丈夫です。
ということなので、アメックスゴールドカードについての記載はしませんでした。
ただ、アメプラは143,000円の年会費を考えると、それなりの資産・収入や海外旅行の頻度が必要かなとは思いますが・・・

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