最近クレカネタが多いですが、ご勘弁を・・・。
先日、JCBのプラチナを取得して、コンシェルジュをはじめとして特典なども少しずつ利用しています。
先日もお話しましたが、年会費２７０００円としては本当に良いカードです。
贅沢を言えば、空港手荷物が無条件、無料で付帯してくれれば言う事ないんですが。
それを抜きにしても、くどいですが本当に良いカードです。
やはり気になってくるのは最上位に位置するJCBのザ・クラスです。
その気になっている事を詳しくお話してきたいと思います。
まず、ザ・クラスについてですが、上でもお話した通りJCBプロパーカードの中でも最上位に位置するカードです。
黒字にゴールドの文字、黒い券面にペガサスが描かれていて、とてもかっこいいです。
一方、プラチナもかっこいいです。
私も持っていますが、落ち着いたデザインで気に入っています。
プラチナは２０１７年の１０月（でしたっけ？）に新しく出来ましたが、それまでのJCBオリジナルシリーズは、普通に申し込める一般とゴールド、ゴールドからのインビテーションで取得できるゴールド ザ・プレミア、ゴールド ザ・プレミアを使っているとザ・クラスのインビテーションが来るという形でした。
ですので、ザ・クラスはプラチナクラスか？という疑問がありましたが、プラチナが発行されたことによってプラチナの上位レベルであるブラックカードレベルと改めて認識されるようになりました。
ブラックカードは、アメックスプラチナの上位に位置するセンチュリオンが黒いカードだったため、ブラックカードと呼ばれたのが元々の意味。
そこから、プラチナカードの更に上位にランクするカードをブラックカードと呼ぶようになりました。
では、センチュリオンカードと並び称される程のカードか？と言われると、取得難易度、年会費、特典から考えると、センチュリオンにはとても及ばないというのが本当のところですが・・・。
さて、ここからが本題なのですが、今回のJCBプラチナの出現により、ザ・クラスの存在が微妙になってきていると感じているのです。
これまでは、ゴールド ザ・プレミアの上位がザ・クラスだったわけですが、ゴールド ザ・プレミアにはコンシェルジュが付帯しておらず、その他特典もザ・クラスとは大きな差別化が図られていたので、ザ・クラスに価値があったわけです。
今回発行されたプラチナカードは、ザ・クラスにかなり近い特典が付帯されているカードかと思います。
ちょっと比較してみましょう。
| ザ・クラス | プラチナ | |
| 年会費 | 54000円 | 27000円 |
| 家族会員 | 8名無料 | 1名無料 |
| コンシェルジュ | 〇 | 〇 |
| メンセレ | 〇 | × |
| 国内空港ラウンジ | 〇 | 〇 |
| PP | 〇 （同伴者1名含無料） |
〇 （本会員のみ） |
| プレミアムステイプラン | 〇 | 〇 |
| 海外ラグジュアリーホテルプラン | 〇 | 〇 |
| 手荷物往復無料 | ×（無条件付帯無） | ×（無条件付帯無） |
| 海外クルーズ | 〇 | × |
| ディズニーラウンジ | 〇 | × |
| USJラウンジ | 〇 | 〇 |
| ゴルフ優待 | 〇 | 〇 |
| グルメベネフィット | 〇 | 〇 |
| ダイニング30 | 〇 | 〇 |
（２０１８.０３.０４） PPについての表記が誤っていたため訂正しました。
何か、表がうまく作れんわ・・・。。。
年会費は倍、特典の大きな違いは、家族カードの発行数、メンセレ、ディズニー特典でしょうか。
付帯している旅行保険は双方同じものが付帯していると思います。
メンセレとは、メンバーセレクションのことで、毎年送られてくる２万円相当の商品カタログの事です。
このメンセレには、ディズニーランドのクラブ３３で食事の出来る商品も入っていたそうですが、今は人気のため抽選になったそうです。
また、ザ・クラスダイニングというザ・クラス独自のグルメベネフィットも廃止されたようです。
どうでしょうか、結果としてメンセレ要らない（クラブ３３が抽選になりましたし・・）、ディズニー行かないよという人にとってはプラチナで充分な気がしてしまうんですよね。
しかも、近頃上記のような特典の改悪もありますし・・・。
確かな情報ではありませんが、ザ・クラスの会員がプラチナにランクダウンしているという話も聞きます。
ただ、JCBにとってザ・クラスは最高位のカードランクという事、知名度から考えると、このままプラチナ+ディズニーのカードとしておくのは勿体ないと思います。
何となくですが・・・、ザ・クラスを新しい形、年会費をアップさせて特典を充実させるような・・・そんな改変をする気がしないでもないんですよね。
確かにJCBプラチナの提携カードは以前から存在していました。
それに合わせれば、プロパーとプラチナカードが、今の形になるのは当然の流れでしょう。
ただ、JCBの最高位カードであるザ・クラスとここまで付帯特典で近くなってしまうのでは、ザ・クラスの魅力は大きく損なわれてしまう。
それは、プロパープラチナを発行する検討をしている段階で、JCBも分かっていたことだと思います。
JCBとしても、この状況には無策ではないでしょう・・・（と思いたい・・・）。
多くなり過ぎたザ・クラスの会員、特にディズニーやメンセレ要らないよ、という会員がプラチナにある程度移行した時点で何らかの策を繰り出すのでは？と思ったりしていますが・・・。
さて、皆さんはどのように考えておられるでしょうか。
それまでは、プラチナカードで様子見かな・・・。
このままメインで決済を続けても、ザ・クラスのインビテーションが来るのには時間が掛かると思うので、その間に何らかの動きがあるでしょう、きっと・・・。